僕らのファイプロが帰ってきたよ。「ファイヤープロレスリングワールド」Steamにて配信開始。

ゲーム

時はきた、それだけだ

ファイプロって?

プロレスファンなら必ずしも通ってきたハズのプロレスゲーム「ファイヤープロレスリング」の最新作がついに復活を遂げました。
その名も「ファイヤープロレスリングワールド」
最新作にふさわしいネーミング。月額999円でストリーミング配信できそうなタイトルで素晴らしい。ここにもプロレスラブを感じました。

その歴史はとても古く、PCエンジン、スーパーファミコン、メガドライブ(サンダープロレスリング列伝ですが)、セガサターン、プレイステーション、GBA、プレイステーション2など家庭用ゲーム機でほぼ発売されてきたタイトルです。

一時期は3Dポリゴンの波に乗って、3D化もしましたが・・・、最終的には2Dの元のスタイルに戻り、今に至ります。

うーん、どれもこれも思い出深い作品ですが、個人的には「ファイナルファイヤープロレスリング~夢の団体運営!」を押します。なんと言ってもファイプロ初の「団体経営モード」が熱いのです。ゆきぐにプロレスでニクソン・ステイシーを招致した時には心躍りました。

プロレスラーの中でもファンは多く、現在WWEで活躍中の中邑真輔選手は紙面で「寝不足になったって知らないよ(by斎藤文彦氏)」のファイプロファンならお馴染みのキャッチコピーを言っちゃうほど好きらしいです。

ファイヤープロレスリングワールドやってみました

PlayStation 4とSteamで発売予定と報じられていましたが、2017年7月11日よりSteamのアーリーアクセス版が配信開始となりました!

実に12年ぶりの新作。この12年の間にプロレス業界も大きく変わったように思います。
しかし、ファイプロの最新作「ファイヤープロレスリングワールド」は全く変わっていませんでした。

シングル、タッグ、バトルロイヤル、有刺鉄線デスマッチなどの試合形式を選択して遊べる「オフラインモード」、そのモード内にある「ミッションモード」では、スティール=ジョンソンが操作方法~技をかけるタイミングまでをビッシビシ鍛えてくれます。後半は「必殺技で勝利せよ!」「試合評価50%以上を取れ!」というような勝利条件ミッションも用意されているので、チュートリアル後の腕試しにちょうど良いです。


ファイプロではお馴染みのエディットモードも充実。レイヤー設定でマスクや髪型、タイツのデザインなども自由度が高くなっています。今回は「ブレード武者」ならぬ「グレート・ムタ」作ってみました(本物かよ)
イメージ的にはWCWから逆輸入あたりの感じです。
パーツが色々あったので、それっぽくなった気がします。


エディットではレフェリー、リング、ベルトなどがエディット可能。
今回はIWGPヘビー的なベルトを作ってみました。

早速ベルトをかけて対戦。ムタを英語にしたのは、海外の人でもわかるかな?という点で英語にしてます。

入場シーンも花火が打ちあがって、どう見てもイッテンヨン的な盛り上がり。ファイプロの入場シーン良い。

得意のラフ殺法で試合序盤から場外へ。場外ブレーンバスターを喰らいながら、実況席も作りこまれてるのが分かりました。
WWE的な発想になると、この実況席が「スペイン実況席」だったら場外攻撃の餌食になりそうです。

試合をダイジェストでお届けすると、場外戦~リングへ戻り、小技、中技、大技(主に凶器)の打ち合いを経て、毒霧からのシュミット式バックブリーカー、ラウンディングボディプレスで勝利しました。

試合評価は83%とまずまずの高評価試合でした。
エディットで作成したベルトに新王者誕生です。「愛してまーす!」と叫びたいがそんなキャラじゃなかった。脳内では三味線のテーマ曲が鳴り響いてます。

まとめ ~オンライン対戦の可能性は無限大~

ファイプロの押しポイントが、もう一つ!それはロジック対戦の面白さ。
自分で操作するよりもこの対戦が面白い!
それがオンラインで楽しめるなんて、本当に夢のようです。自分操作のオンライン対戦も楽しいですが、ロジック対戦の方が思い通りにいったり、いかなかったりでより一層楽しめます。
試合後にロジックを調整したり、技を替えたりと、ファイプロファンは恐らく延々と遊んでいられますね・・・。

今後はアップデートで収録技が増えたり、他の人がアップロードしたエディットレスラーで遊べたりと無限の可能性を示してくれています。

ファイプロが好きな人が作り上げた、まさにファイプロファンの為のファイプロになっておりました!
これからもアーリーアクセス版のアップデートを楽しみに待っています。

家庭用のPS4での販売はまだ未定ですが、PS4版も欲しくなってしまうかも・・・。
Steam版でこのグレート・ムタを見かけた方は是非対戦してやってください。

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