「キング・アーサー」は男の浪漫を詰め込んだ映画(ネタバレ少な目と感想)

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聖剣エクスカリバーと聞いて浪漫を感じない漢はいない・・・ハズ

サブタイトル問題で色々あった映画「キング・アーサー」がNetflixで配信されていたので観てみました。

観た後だと「聖剣無双」というサブタイトルも別に問題無かったかも?と思う点もありますが、権利やら何やら大人の事情での断念なのでしょうがないですね・・・。
そんな「キング・アーサー」のざっくり感想をどうぞ。

ストーリーはザ・王道。聖剣は手にするだけでは意味がない。

アーサーが幼少期に過ごした過程から、聖剣を手に入れて王になるまでの成長が描かれています。

そんなアーサー王物語をモチーフに映画化している内容でしたが、序盤の合戦シーンなど「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズを彷彿させる巨大な象型モンスターも登場。というかそれにしか見えなかった。中世の大型移動兵器のスタンダードはこういうタイプなのだろうか?

「トレイン・スポッティング」「スナッチ」「シャーロック・ホームズ」シリーズなどでお馴染みガイ・リッチーが監督しているということもあり、幼少期の出来事や随所に早回し&フラッシュバック回想が出てきます。これ便利ですね、数十年のあれこれが約5分~10分程度でまとめられてしまいます。

聖剣を手に入れるまでがやや長く感じられますが、聖剣を手に入れてからもいきなり強くなる訳では無く、聖剣を使いこなす為の試練が待ち受けます。
本当に王道ロールプレイングゲームを映画化したような内容。今の世代、というか全世代的にこの手の内容はあまり響かないのか、興行収入は振るわなかったようで・・・。

聖剣の最強感がまた素晴らしいのですが、それを操るアーサー自身がマッチョに変貌する感じもこれまた運命を感じさせますね。

ジュード・ロウのヒールっぷりもなかなかで、「ロード・トゥ・パーディション」のハゲたヒットマンも不気味で好きですが、こういった苦悩もする悪役の方もしっくりきている感じがしました。

聖剣をブンブン振り回して敵をなぎ倒していくシーン自体はそこまで多くないのですが、ラストバトルなど見応えあるシーンはたくさんありますので、ぜひ興味のある方は観てください。

とりあえずこの映画を見るべき人

  • 中世のお話が好き
  • ガイ・リッチー作品が好き
  • 英雄に憧れを感じる
  • 悪役なジュード・ロウが見たい
  • 聖剣というキーワードに過剰に反応してしまう
  • 実は王族の血統だった
  • 無性に剣を振り回したい
  • 最近悪い夢をよく見る

上記で1つでも該当するのであれば見ておくべき作品でしょう!

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