「いまさら観てないとは言えない映画」は自分の趣味には合わない?
ブルータスは毎号見ているわけではなく、興味のあるテーマなどの場合たまーに見たりするのですが、
「ブルータス No. 859 / いまさら観てないとは言えない映画。」を読みました。
著名人がどのような映画をまだ観れてないとか、観た気になっていたとかそういうインタビューから、
映画の内容やタイトル、台詞などが引用されている書籍や音楽CDなど、映画にまつわる話題が盛りだくさんの号でした。
確かに言われてみれば、私も映画本編を観ていないのに観た気になっている作品はたくさんありますし、
観れていない理由なども人それぞれあるんだなぁ、と感じています。
名作といわれる映画を自宅で見るにも地上波の映画番組は減りつつあります。
毎週3本、4本はゴールデンタイムで放送されていた映画番組も金曜ロードShow!くらいになってしまいました。
それでも日常的に映画に触れる機会自体が減っているという訳ではありません。
CSやBSなどで放送される映画も増えましたし、映画専門チャンネルに至っては24時間映画が見れる訳です。
また、YoutubeやiTunes、Amazonプライムなど動画配信サービスなども充実しているので、
映画が見れないという環境では無いですね。
観ていない基準は大体が「興味が無い」「興味を引かれない」という所なのでしょうか。
自分の興味を引く映画とは?
観る、観ないの以前にその映画の存在を知らないというパターンもありますね。
好きだからこそ映画の情報を仕入れている人は多いですし。
映画に触れる機会が少ないという人は、映画に興味を示さないとも言えます。
作品によって異なりますが、映画を観賞する時間は大体2時間程度。
物静かな映画からド派手なアクションまでがこの時間帯に収まっています。
この映画時間の拘束というのを嫌がる人もいますね。
そういう方にはクリストファー・ノーラン作品を観る機会は無いかもしれません。
自分とその映画がマッチするかどうか?というのは、
やっぱり観て見ないとわからない。そこが一番難しい所ですよね。
例えば、知人に自分的には最高に面白かった!という映画をススメても、
「あまり面白くなかった」「合わない」「意味がわからなかった」
など、感想は人それぞれ。
なぜか面白い映画を押した人がヘコむという、
ファイヤーミラー現象(ゴジラvsビオランテのスーパーX2より)が発生することもしばしば。
人に勧められて映画を観る機会もありますが、
予告編やキャスト、SNSなどから発信される映画情報を見て「観たい!」と本人が思うことが一番なのでしょうね。
最近ではSNSでも発信されている映画コメンテーターの名解説や、好意的な口コミが結構左右しているのかもしれません。
「いまさら観てないとは言えない映画」ではなく、「いつか観ようと思っているけど観れていない映画」
と思い返してみると、いまさら観てないと言えない映画、人それぞれで結構ありますよね?
何かしらの理由も人それぞれでこのまま観ないものなのかと言えば、ひょんなきっかけで観たりするかもしれません。
「え?あの映画見ていないの?!」などと言われても、観る気が無いからそんなこと言われても・・・
という感じなので「老後の楽しみにとっている」と回答しておきましょう。
これから名作を観る機会はまだまだたくさんあると思いますので。
自分の見たいときに観るというのが、イチバンかなと。私も自分が好きな映画道を進んでいきます。
コメント