「ハムナプトラ」のようにはいかなかったトム・クルーズ映画
映画の予告篇を観ると非常に面白そうに感じていた「ザ・マミー/呪われた砂漠の王女」をAmazonPrimeで鑑賞。
最近はTSUTAYAでのDVDレンタルで準新作になるくらいのタイミングでNETFLIXやAmazonPrimeで映画が配信になるケースが多いですね。見逃している映画が配信しているのは大変ありがたいです。
ということで、本題の「ザ・マミー/呪われた砂漠の王女」の評価ですが・・・。
トム・クルーズ大好きな方には最高なのかもしれませんが、人によっての評価は結構別れています。
私が今回の映画を観る上で比較対象となってしまったのがリブートの元ネタ「ミイラ再生」が一緒の「ハムナプトラ」という映画です。こちらも当時のVFX、CG技術をふんだんに盛り込んだ映画でインディ・ジョーンズを彷彿とさせる風貌のブレンダン・フレイザーとヒロインのレイチェル・ワイズが復活させてしまったミイラと戦うという内容です。
映画「ハムナプトラ/失われた砂漠の都」劇場予告
この映画は当時ヒットを記録し、続編が3作作られ、米国のユニバーサルスタジオには同映画のアトラクションまで作られるほどの人気に。このレベルのヒットをきっとユニバーサルも考えていたことでしょう。
そして、話は元に戻って「ザ・マミー/呪われた砂漠の王女」なのですが、この「ハムナプトラ」よりも公開初週の興行収入が振るわなかったとのこと。プロモーションなどは結構力入れていたような感じで、トム・クルーズやラッセル・クロウなど注目キャストの作品でもありましたが、ドラキュラ、狼男、フランケンシュタインなどの色んな怪物を登場させるという「ダーク・ユニバース」という世界観を作る第一作だったということでちょっとゴチャゴチャしすぎた感が仇となってしまったのでしょうか。
(勝手な推測)映画がヒットしなかった理由
今後のシリーズ化を前提としていて伏線的なアイテムや話を入れ込んで、肝心のマミー=ミイラ男感が無く、所々でのホラー要素がトム・クルーズとマッチしていなかったのかもしれません。
劇中でトム・クルーズと飛行機落下という組み合わせは、完全にミッション・インポッシブル感が出てしまい、どうしても「わかりやすいアクション映画」を観ている風に陥ってしまったとか・・・。そんな気がします。
トム・クルーズが出演していると観客はどうしてもそういったものを心のどこかで求めているんだと思います。
シルベスター・スタローンとかジェイソン・ステイサム、ジェット・リーが共演しておきながら「アクション映画」以外の選択肢は無いように(別ジャンルも勿論アリですけどね)、トム・クルーズにもアクションエンターテイメント俳優の色がついてしまったんですかね。
「ザ・エージェント」や「レインマン」の時はそういう風には見ていなかったんだけど、最近出演の作風からそのイメージが強くなったのかも。
とりあえずこの映画をオススメする人
- トム・クルーズを愛してやまない
- ミイラ男やドラキュラ、フランケンシュタインなどが好き
- ホラー映画と言えば「リング」シリーズ
- 「ハムナプトラ」シリーズを楽しめた
- ラッセル・クロウのジキル&ハイドが見たい
- 女優のソフィア・ブテラが好き
まとめ
Wikiペディアでもホラー映画ジャンルになっているのですが、アクション映画 + ホラー映画という感じですね。
これからこのダーク・ユニバースとして様々な映画が公開予定なのですが、若干心配ではあります。
どーなることやら。
コメント